作:くすのき しげのり
絵:たるいし まこ
メガネをかけたら世界が変わる、感動物語
メガネをかけなくてはならなくなった女の子が主人公です。クラスには、メガネをかけている子なんて一人もいないので、どうしてもメガネをかけたくありません。「頭が良くなるならかけるわ」とか、「宇宙まで見えるならかけるわ」とか、難癖をつけます。朝会のある日、やっとメガネをかけて学校に行ってみると……。
はじめてメガネをかける子どもの不安を描く心温まる物語です。
子どもの気持ちを非常に良く表現し、人として大切なものをストレートに描いています。読み終わった後にほのぼのとあたたかい気持ちになる、何度でも読み聞かせたい作品です。
【著者等紹介】
くすのきしげのり(クスノキシゲノリ)
1961年徳島県生まれ。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。絵本『おこだでませんように』(小学館)が、2009年に全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選出される。同作品で第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞。また、『ふくびき』(小学館)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)と共に第3回ようちえん絵本大賞を受賞する
たるいしまこ(タルイシマコ)
神奈川県茅ヶ崎市出身。多摩美術大学卒業。絵本作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【商品情報】
発売日:2012年09月
出版社:小学館
発行形態:絵本
ページ数:36p